I.C.S のセッティング 2/2(設定編)

ics02_01前回の続きです:-”

ミニッツとパソコンとの接続には「I.C.S USB アダプターセット」という別売りのキットが必要になります。
セットには USB メモリーのような端子と、USB 端子とミニッツを繋ぐケーブル、PC ソフトウェア CD-ROM が含まれています。(←写真参照)
とりあえず PC ソフトウェアを Windows XP マシンへインストールします。 この際、手順書にもあるのですが、ドライバのインストール作業を「2回繰り返す」必要があります。

ドライバのインストールが終わったら、システム プロパティ > ハードウェア > デバイスマネージャ を出して、ポートに「ICS USB ADAPTER」が認識されているのを確認し、その COM ポート番号を控えておきます。

icon_ics次に、各設定を変更するためのインターフェース「ASF Manager」アプリケーションをインストールします。 私が入手したセットに付属していたアプリはバージョンが古かったため、京商のミニッツサポートページから最新版を入手しました。(このポスト時の最新バージョンは 1.02 です)

アプリのインストールが完了したら、ミニッツと USB 端子を繋ぎます。
ics02_02(クリックで拡大)
ミニッツ本体に電池を入れて、ペアリングスイッチを押したままスイッチオン。 すると通信状態を示す赤いランプがミニッツ側で点灯して、通信可能となります。

アプリケーションを起動したらこんなカンジ。 インターフェースはこれだけです;)
項目の一番下 COMM のプルダウンは先程控えた COM ポート番号を選択します。
ics_1st-read(クリックで拡大)
Read ボタンをクリックするとミニッツから設定を読み込みます。
ちなみに↑これは、マイミニッツの設定を読み込んだ直後のスクショです。 む?ナゼかマニュアルと異なる値「DUMP = Over」「D.FREQ = 1.2 kHz」になってます。(なにもいじってないのでコレが ASF のデフォルトなのかもしれませんね) とりあえず「DUMP = Smooth」に変更しました。

さて、自分が調整したかった項目は上から3つめ「PNCH(パンチ)」という項目で、これはステアリングサーボの動き始めの反応速度を 10 段階で調整できます。 上のスクショを見ても判るように、10 と最高値に設定されていました。
ics_edited(クリックで拡大)
どの程度下げればいいのか判らないので、とりあえず半分の5に設定してみました。 これで「これまでの半分の反応速度」というわけです。 設定データの読み書きは一瞬でした。

…と、今回はここまで〜!:P
実際にサーキットでの試走で「どの程度半分になったか?」を確かめる必要があります。 こういう時、「ミニノートがあればなぁ」と思っちゃいますね。 サーキットでセッティング出来れば最高なんですが、そこまで贅沢も言ってられませんw

さて、生まれて初めて「ラジコンをパソコンで設定する」という体験をしましたが、よくぞここまで細かいセッティングが出来たものだなあと感心しました。 まあもちろん、ミニッツレディセットから始めてここまで来るのにそこそこの出費は必要だったわけですがw プロポのハードに I.C.S をインテグレートして高価なプロポにせず、容易にバージョンアップ可能な PC インターフェースで提供している点は素晴らしいですね。
設定をイロイロと試すのも楽しみのひとつといえます。

う〜サーキットに行きたくなってきた!w
まぁこの続きはまたいずれ!:)

“I.C.S のセッティング 2/2(設定編)” への2件の返信

  1. Blogデザインがクリスマスっぽくなってるw
    I.C.Sいじって どれくらい変わるか楽しみやね!おれもI.C.S USB アダプターセットほしいわ!

  2. > gonsuke

    おう!次サーキット行くのが楽しみ!!o:-)
    I.C.S は標準で付いててもおかしくないくらい必要なんちゃうかと思うわ:d
    使わない人も多いだろうということでキット分離してるんやろね。
    gonsuke もはやくゲットだー!!

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