Mac OS X 10.5.1 アップデート公開　SUIDファイル警告増加

本日未明に、Mac OS X 10.5.1 アップデータが公開され、ソフトウェアアップデート経由でアップデート可能になっていますが、自分の環境で確認され、気になってる方も多い「警告：SUID ファイル…」問題は、修正されるよりも警告数が増加するという現象に発展しています:(

注意：
このエントリの内容は、必ずしも全ての Mac OS X Leopard ユーザーに起きている現象とは限りません。　また、今のところ、この現象による重度の機能的エラーは起きないという Apple の公式アナウンスもあります。　あくまでも私（１ユーザー）の環境で起こっている現象として、参考にしてください。

参考リンク：https://docs.info.apple.com/article.html?artnum=306925

自分の環境における「警告：SUID ファイル…」問題は、過去の Leopard 関連エントリでも度々、触れてきました。　最近の検索上位ヒットにおいても上記問題ばかりで、やはり気づいてしまった方は気になっているようです。

結論から言って、今回もこれまで同様（おそらく）「システム自体への深刻な影響は特に見受けられないので、気にしなくて大丈夫」ということです。
一応、以下に自分のディスクユーティリティーに表示された SUID ファイル警告を掲載しておきますね。

“xxx”のアクセス権を検証中
警告：SUID ファイル
“usr/libexec/load_hdi”が変更されていて、修復されません。
警告：SUID ファイル
“System/Library/PrivateFrameworks/DiskManagement.framework
/Versions/A/Resources/DiskManagementTool”が変更されていて、修復されません。
警告：SUID ファイル
“System/Library/PrivateFrameworks/DesktopServicesPriv.framework
/Versions/A/Resources/Locum”が変更されていて、修復されません。
警告：SUID ファイル
“System/Library/PrivateFrameworks/Install.framework/Versions/
A/Resources/runner”が変更されていて、修復されません。
警告：SUID ファイル
“System/Library/PrivateFrameworks/Admin.framework/Versions/
A/Resources/readconfig”が変更されていて、修復されません。
警告：SUID ファイル
“System/Library/PrivateFrameworks/Admin.framework/Versions/
A/Resources/writeconfig”が変更されていて、修復されません。
警告：SUID ファイル
“usr/libexec/authopen”が変更されていて、修復されません。
警告：SUID ファイル
“System/Library/CoreServices/Finder.app/Contents/Resources/
OwnerGroupTool”が変更されていて、修復されません。
警告：SUID ファイル
“System/Library/CoreServices/RemoteManagement/ARDAgent.app
/Contents/MacOS/ARDAgent”が変更されていて、修復されません。

アクセス権の検証が完了しました

相変わらず、ARDAgent の警告は出続けていますね。
いったいどれだけの人たち（の環境）がこの現象に見舞われているのか興味があります。