アナウンスされたものの、まずは HD の限定的なシステム構成からの対応のようです。
Digidesign 社の DAW システム Pro Tools HD 7.4.1 が Leopard (Mac OS X 10.5.1) に対応したとアナウンスされました。
注意したいのは、最新のLeopard (Mac OS X 10.5.2) が動作する全ての Mac に対応したというわけではなく、「Apple の現行 8コア Mac Pro (MA970LL/A) コンピューター (Intel Harpertown プロセッサーを搭載) での Mac OS X 10.5.1 互換」という極めて限定的な対応であるという点です。 プリインストールされるサードパーティ製のプラグインのほとんども今回のアップデートで対応されるそうですが、Waves や一部プラグインは近日対応となっています。(参照:Pro Tools プラグインのLeopard対応状況)
- Pro Tools HD 7.4.1 は、Mac OS X 10.5.2 には対応しておりません。(Mac OS X 10.5.1 のみに対応)
- Mac Pro to 10.5.2 へアップデートすると、Pro Tools HD 7.4.1 システムの使用に際し問題をきたします。
- 特定の2008年モデルの Mac Pro (MA970LL/A) のみに対応しております。
8コアと表記されているので、クアッドコア CPU x 2 基構成だけなのかと思いきや、クアッドコア CPU x 1 基構成でも OK とのこと。要するに Mac Pro (MA970LL/A) であれば対応しているようです。(参照:Apple Mac Pro対応Pro Tools HD 7.4.1) Xeon 搭載の以前の Mac Pro については未検証のため「サポート対象外」とされています。
同社のコントロール・サーフィスの一部もサポートから外れたり動作確認されていないものがあるので、アップグレード前に、上記参照ページでよく確認する必要があります。
HD システムは中大規模なプロ・スタジオ用の DAW システムですので、コンシューマ向けの LE システムでは多少柔軟な対応になると期待していますが、Pro Tools 最新バージョンでの対応になるようですね。 それがいつになるかは一切未定です:-s