Realmac Software 社の開発した、Leopard (Mac OS X 10.5) で動作する最高のスタンドアロン ブログサイト作成アプリケーション RapidWeaver(ラピッドウィーバー 以下RW)。
その最新バージョンである?RapidWeaver 4?が満を持してリリースされました。
今回はなんと RW3.6 ライセンスユーザーは無償でアップグレード出来ます:)
今回の新バージョンでは、旧バージョン(RW3)の基本ワークフロー(使い勝手)はそのままに、インターフェースの改良や新ファイルフォーマットの採用など、ほぼ完全に Leopard ライクに刷新されています。 実際に触ってみましたが、Leopard アプリとしても素晴らしい完成度です。
主な特徴は以下の通りです。
- 新しいユーザーインターフェース
視認性が高く、わかりやすいアイコンを数多く採用 - 新ファイルフォーマット採用?*1
XML ベースのバンドル(パッケージ)フォーマット採用で、Finder から埋め込みデータへのアクセスが容易(その名も「RapidWeaver Sandwich」フォーマットw) - カンタン テーマ管理
テーマフォルダ内のサブフォルダ管理が可能/3.6 よりも高解像度なテーマカタログプレビュー/テーマ検索 - WebClip(ウェブクリップ)アイコン設定をサポート
- 省入力リンク
サイト内リンクはプルダウンでページ名を選択するだけ、拡張子は自動で判別 - ワン・クリック公開
ワン・クリックで前回からの差分のみをすばやく自動アップロード - Quick Look?対応
RW4 のサイトファイルを?Quick Look でプレビュー表示可能 - Google Analytics code もカンタン追加
- 4種類の新しいテーマ
- 新しいマニュアル
*1: RW3 フォーマットを開くことが出来ますが、一度 RW4 で保存すると、旧バージョンでは開かなくなります。
まあ上記を見たところで、いまいちピンとこないと思いますが、非常に判りやすい クイックツアー ムービーが公開されていますので、そちらをご覧になることもオススメします。
自分はこのブログを立ち上げる1年ほど前まで、この RW を使用していましたが、iWeb との違いは、よりブログメインなサイトを印象的かつサクサク構築することができる点でしょう。 ソフトの使用感も Mac ならではの面白い動きが随所に見られ、飽きませんw ブログ更新が楽しくなるかも?
また、スタンドアロンなブログ サイト アプリケーションとしてもイントラ ブログを低コストで作成したりにも重宝することでしょう。 もちろん、ブログに限らずサイト構築をすることも(それなりに HTML / CSS 等の知識は必要になってきますが)できます。
最後に価格ですが、現在、
Realmac Online Store でのダウンロード販売(要 VISA などの海外利用可能なクレジットカード)は?6,777 円(ファミリーパック?14,816 円)。
日本では act2 が取り扱っており、ページ上ではまだバージョン 3.6 のままですが、3.6 のライセンスを購入すれば 4のソフトウェア本体は 本家 Realmac からダウンロードして利用出来ます。(ソフトウェア インターフェースは日本語に対応しています) ダウンロード価格は?6,800 円とほぼ Realmac Online Store と同じです。 日本語のサポートが必要な方は act2 から購入すればいいと思います。(詳しくは act2 のサイトで確認してください)
訂正:日本語ローカライズは「近日予定」でした。 現在は英語版のみのリリースとなっています。 インターフェースは英語ですが、日本語サイトを構築することは可能です。